『鏡のお城のミミ』用語/私的補足・ミミのこと
2004.05.08作成
- 挿し絵がかなり幼くみえるけど、むしろ挿し絵は忠実に作中のミミを表しているものと思われる(ただ、1巻の最初の挿し絵の髪が長かった頃のミミは、体型が普通に年頃の女の子らしいが(笑))。
フィディルも十二歳の男の子にしては小柄ということになっているし、前述のフィディルと同じくらいの背の十五歳の女の子となるとかなり小柄かも。
それは母親のセシルが小柄な女性だったということだろうか。
祖父のトマさんも小柄っぽいし。
- やや鈍いけど、決して恋を意識していないわけではない、と思う。
彼女が恋愛に疎いとされる理由は、エリックが好きだけどエリックが王子さまだから、好きになってはいけないと意識的にも無意識的にも考えていることの表れというわけで。
ミミシリーズを探していって最後に手に取ったのが1巻だった私からすれば、こんなに早いうちからエリックのことを意識していたのかと逆に驚いたくらいに、気持ちは既にエリックに向いていると思う。
ミミの意識の動きをみたところ、徐々に気持ちが高まってきたところを、3巻をターニングポイントとして、やがて離れることになっても傷つかないように、意識しないようにしようという方向へ動いて、その意識的な働きかけが現在は無意識にも行き渡っているという感じで。
まあ、自身の気持ちは抑えてしまっているだけで決して恋愛感情がないわけでもないと思うが、男心に関しては確実に鈍い。
これははっきり言わない小心者のエリックも悪いが。
2巻の終わりの方の、エリックが顔を近づけてくるところ…ミミは特に避けようとはしていないわけで、あそこが出来上がる唯一のチャンスだったんだがなあ…。
- 王妃の石と呼ばれる赤い石がついた指輪を持っている。
元は母親のセシルが国王に貰ったものだけど、今はエリックがミミに渡した…というと語弊があるのかないのか。
どちらかというとフィディルが受け継いでベアトリスに贈るべきのような気もするけど。
- 敢えて外見に話を戻して…ミミは美少女なんだろうかと時々思う。
エリックは特に美人だと思ったことがないというし、バティストはかわいらしいとか可憐だとかいってますが。
惚れてる男どもの言うことはおいといて(笑)。
母親のセシルに関しては、かなりのべっぴん(アメデ村の人々談)だというし、バティストに絶世の美女として語ったのは本人を直接知ってるポールだし、そのセシルにミミが似ているというのなら、ミミもかなりの美人だと思うのだが。
挿し絵をみても美少女と言って問題なしのはずなのだが、直接的にミミの美しさは語られたことがないのはちょっと不思議。
まあ、これだけネタ上がってるんだからわざわざ書く必要もないか。
- それにしても…バティストのことはどう思ってるんだろう?
今までの流れから言って、心の奥底でエリックのことを想っているであろうと、ポールでなくとも思うだろうし、バティストのは単に告白されてはしゃいでるだけ、と言えなくもないですが(”だけ”と一応言いますが、十分不実だと思うけどな、エリックに対してもバティストに対しても)。
だけど…バティストの告白をいい想い出として思い出して楽しむっていうのは、2巻でお城を出てきてたときの、エリックとの舞踏会の夜を思い出してそれだけで十分、とか思ってたのと何が違うのか。というかやってることは違わないんじゃないか?
だったらバティストにも、恋愛対象としての十分チャンスがあるということになるのか。
ましてやエリックが中途半端に手を出した(5巻)ときの、バティスト様に会いたいなどと思うミミの気持ちって、浮気とか二股とか、要するにエリックを想っているくせにバティストのこともお相手として意識している、という以外に何といえばいいのか。
ソランジュ様はミミのことを、恋の相手がまだ決まっているわけではないと言っていたから、その状態ならいいのかもしれないけど…でも、ポールが考えた通り、ミミはエリックが好き、で正しいと私も思うので、だから許せないと思うんですよね…。
ベルテの言ったことではないけれど、取り返しがつかないわけではなくてもそのために時間を無駄にするのはもったいないよ。